朝掘ってその日に食べよ!と言われるほど鮮度が命、筍
旬に竹かんむりを書いて筍。春爛漫の時に筍は地面から顔をだします。この時期色々な筍がありますが、最も多く出回っているのは孟宗竹(もうそうちく)で形は釣鐘形の若茎です。筍はとても成長が早く10日(旬日)で竹になってしまいます。春にしか味わえないやさしい香りを持つ筍を是非味わってください。
筍の下処理とコツ
①根元の汚れをそぎ取り、穂先を斜めに切り落とす。穂先は深く、根元は浅めに1本切り込みを入れる。
②大きめの鍋にぬか、赤唐辛子、たっぷりの水を入れて筍をゆでる。煮立ったら落とし蓋をし、根元に竹串が通るまで茹で、そのまま冷まして水で洗う。
③左手の親指を切り目に差込み、根元を持った右手を外側にねじって一気に剥く。
筍ごはん
材料5人分
筍(ゆでて皮をむいたもの) 100g
油揚げ 1枚
・煮汁
だし汁 750ml
酒 大さじ1
みりん 大さじ1
うす口しょうゆ 大さじ3.2/3
米 3合
作り方
①米はといでザルに上げておく。
②筍は短冊切りにする。油揚げは油抜きをし、タテ半分に切り、短冊切りにする。
③鍋に煮汁、筍を入れて火にかけ、煮立ったら油揚げを入れ、再び煮立ったら火を止め、煮汁と具材に分け、煮汁は冷ましておく。
④炊飯器に①、分けた煮汁を入れ、煮汁の量が足りなければだし汁を入れて炊く。
⑤炊きあがったら具材をのせて蒸らし、さっくりと混ぜ、茶碗によそう。