コロンブスが発見した宝物、唐辛子
唐辛子の原産地は、中南米です。
コロンブスは、インドの胡椒を求めて、西回りに航海をして、残念ながらたどり着いたのはアメリカ大陸でした。持ち帰った宝物も胡椒ではなく唐辛子・・・・。コロンブスは、数種類の唐辛子をスペインに持ち帰ったと言われています。
唐辛子は現地の人が作るほとんどの料理に使われる胡椒だとされ、赤胡椒(red pepper)と名づけられました。アメリカではpepperは唐辛子を指す場合と胡椒を指す場合があります。
唐辛子は世界各国で生産されていてその種類は1000~2000種類と言われ、獅子唐やピーマンもその仲間です。世界各地にある唐辛子、お好みの辛さ、味を探してみるのもいいかもしれません。
唐辛子の種類
島唐辛子・・・沖縄原産。2~3cmほどの小さな実。非常に辛い品種。
鷹の爪・・・日本でもおなじみの唐辛子。世界的にもかなり辛い部類に入る。
万願寺唐辛子・・・京都特産の辛味のない唐辛子。大型で果肉は厚め。
青唐辛子辛口・・・猛烈な辛さがある唐辛子。料理全般の辛味を強くしたい方にオススメ。
赤唐辛子甘口・・・甘口タイプの唐辛子が赤く熟したもの。程よい辛味と甘味、旨味、ほのかな香りが特徴。
ハラペーニョ・・・メキシコ原産のグリーンチリ。辛さは控えめ。
伏見甘長・・・京都特産の辛味のない唐辛子。伏見甘とも呼ばれる。
おすすめ唐辛子レシピ
揚げ茄子の唐辛子風味炒め
材料(材料4人分)
茄子(皮をむいてひと口大) 5本
強力粉 適量
・衣
コーンスターチ 50g
強力粉 20g
塩 少々
水 1/2カップ
香菜(みじん切り) 20g
長ねぎ(みじん切り) 10g
粒山椒 大さじ4
鷹の爪 40g
塩 少々
揚げ油 適量
作り方
1.ボウルに衣の材料を入れて混ぜる。
2.茄子に強力粉をまぶし、1にくぐらせ、170℃の揚げ油で揚げる。
3.熱したフライパンに香菜、長ねぎ、山椒、鷹の爪を入れて炒め、香りがでたら、2を入れて茄子に香りを移すように炒め、塩で味を調える。
4.器に3を盛りつける。