唐辛子と私は親戚です、ピーマン・パプリカ
唐辛子とピーマンは同一種で熱帯アメリカ原産。コロンブスの新大陸到着後に、ヨーロッパに伝わり世界中に広まりました。青菜類が少なくなる夏に、ピーマンは貴重なビタミン供給源のひとつで夏バテ防止にもとてもよい野菜なんです。意外ですが、日本の一般家庭で食べられるようになったのは戦後になってからなんです。ちなみにピーマンのへたの形は5角形と6角形があり、花びらの数で形が変わると言われています。ピーマンを買ったら一度見てみてください。
ピーマンとパプリカの違い
ピーマン・・・もっとも多く出回っている緑色のピーマンは未熟果(種を植えてから80日で収穫したものです)
赤ピーマン・・・緑のピーマンを完熟させたもので緑より甘みがあります。
パプリカ・・・赤、黄、橙などの大形種。肉厚で甘みが強く、サラダなどの生食に向きます。
おすすめパプリカレシピ
黄パプリカとオレンジの冷たいスープ
材料(4人分)
黄パプリカ 1個(150g)
水 500ml
無塩バター 40g
鶏がらスープの素 小さじ1/4
オレンジジュース(果汁100%) 大さじ4
塩 少々
パセリのみじん切り 少々
作り方
1.パプリカは薄切りにする。
2.鍋に水、鶏がらスープの素、無塩バターを入れて火にかけ、バターが溶けたら1を入れ、5分ほど煮る。
3.2の粗熱がとれたら、ミキサーに入れて回し、裏ごしする。
4.3を冷蔵庫で冷やし、オレンジジュースを入れて混ぜ、塩で味をととのえる。
5.器に4を注ぎ、パセリのみじん切りをふる。