栗より旨い十三里、薩摩芋
秋空の下の薩摩芋畑。夏の太陽を受けて元気に育った薩摩芋を子供の頃、泥んこになりながら芋堀りをした経験があると思います。薩摩芋は甘い芋なので甘薯、又、中国から沖縄の宮古島に最初に伝わったので唐芋、琉球芋とも呼ばれています。
栗より旨い十三里とは・・・
昔、秋の甘みと言えば栗のほうが上格。薩摩芋は栗(九里)より少し落ちる!と言うことで「八里半」と称していました。お芋やさんがある時、うちの芋は栗よりも旨いっと言う事で栗(九里)より(四里)うまい十三里となりました。
お日様の味、干し芋
蒸した芋の皮をむき、1cmの厚さに切ってざるに並べて風通しのよいところに干して約1週間。
薩摩芋と豚肉の煮物
材料(4人分)
薩摩芋 1本
豚ばら薄切り肉 200g
しょうが 1かけ
だし汁 1カップ
酒 大さじ2
みりん 大さじ4
しょうゆ 大さじ4
サラダ油 大さじ1
作り方
1.薩摩芋は、ひと口大の乱切りにし、水にさらして水気をきる。
2.豚肉は4cm幅に切る。しょうがはせん切りにする。
3.鍋にサラダ油を入れて熱し、2を入れてしょうがが香るまで炒め、1を入れてさらに炒める。
4.3にだし汁、酒、みりん、しょうゆを入れて煮立ったらアクをすくい、落としブタをして薩摩芋が柔らかくなるまで煮る。 5.器に4を盛りつける。