学校での利用

「生きる力」を育む食の検定

食の検定は、誰もが健康に生きていく上で不可欠な食の基礎知識を正しく身に付けることを目的に実施しています。

私たちは食べ物でつくられ、食べることで生きています。食べることは誰にも代わってもらえずに生涯続く営みです。単なるエネルギー補給としてではなく、健康な肉体と健全な精神を育むためには、食物、食べ方について学ぶことが大切です。

この基礎知識を早い時期に身につけ、健康な身体をつくることは、社会人となったあとも大きな影響を与えます。10代の心身ともにのび盛りの時期に食や農に関心を持ち、自らの健康を守る知識と実践力を身につけ、健康でのびのびと活躍してもらえるよう、本検定をぜひ活用ください。

「食の検定」の特徴

幅広い知識と実践力が
身につく

生産（農）から消費まで、
横断的に学び実践する

テキストブックでの自習で
誰でも受験できる

公式テキストブックによる自習方式

いつでも受験でき
すぐに結果がわかる

オンライン受験
端末があれば教室での一斉受験も可能

学校で学ぶ意義

 生徒自身の健康と家族の健康づくり	心身とも健康で学ぶための基礎体力・基礎学力につながるだけでなく、現在、そして、将来の家族の健康づくりにも役立ちます。
 興味の対象を知るきっかけづくり	農業・栄養学に限らず、調理・加工・流通・食文化など幅広く学ぶことで、自身の興味、関心が何にあるのかについても気づくことができます。
 世代を超えたコミュニケーション力	食の話題は全世代共通。さまざまな年代・地域の人々とのコミュニケーションができるようになり、活発な会話につながります。
 大学・専門学校からの期待	アグリマイスター顕彰制度に加点されることから、AO入試など進路の実現に役立ちます。 2015年度に全国農業高等学校校長協会で創設されたアグリマイスター顕彰制度では、全国規模の専門分野資格取得A区分として「食の検定３級・２級・１級」を加点対象検定に指定されています。
 食品業界からの期待	食の検定受験、資格取得を昇給の課題とする企業が出てきています。資格取得は就職時にもアピールできます。
 企業からの期待	社員の健康は、仕事のモチベーションやクォリティーのアップに直結することから、食の検定が研修として採用され始めています。
 社会からの期待	SDGs、食料自給率などの観点からも、食に関わる課題は多くあります。これらの課題を理解し、解決に結びつけることができる人材育成が望まれています。 1級合格者は食の語り部として全国の食育の場での活躍や、さらなる食の学問体系化の研究者としての活躍が期待されます。